李厚東(イ・フドン) BAE, KIM & LEE IP

  • パートナー, 弁理士
  • T. +82-2-3404-0134
  • F. +82-2-3404-0804
  • E. hoodong.lee@bkl.co.kr

概要

"李厚東弁護士は、法務法人(有限)太平洋の弁護士であり、主な業務分野は、日本、知的財産権侵害訴訟、ライセンシング、知的財産権取引、エンターテインメント、スポーツ及び個人情報保護などです。

李弁護士は、司法研修院を17期で修了し、1996年から1998年まで日本東京大学大学院で法学修士を取得し、森綜合法律事務所、大江橋法律事務所などの日本の法律事務所で訪問弁護士として研修しました。李弁護士は、2002年、日本で韓国の弁護士として初めて外国法事務弁護士登録をし、2007年まで東京で太平洋外国法事務弁護士事務所の所長として勤務しましたが、これは韓国の法律事務所が外国で海外事務所を設立した初めての事例です。帰国後、2009年には著作権委員会の委員、また、韓国知識財産学会の副会長を、2010年にはインターネットアドレス紛争調停委員会の委員を、2014年には韓国知的財産権弁護士協会の副会長などを歴任しました。 李弁護士は、毎年、日本で知的財産協会、発明協会、ライセンス協会、JETROなどが主催する各種セミナーにて、韓国の知的財産権制度及び個人情報保護法制について講演し、様々なロースクールで講義するなど、20年以上にわたって「知的財産権」と「日本」を二つの柱として活動しており、主に「日韓における知的財産権関連の業務」に専念してきました。なお、韓国女子プロゴルフ協会の理事(1999年-2004年)を、韓国エンターテインメント法学会の会長(2016年-2018年)を、また、平昌冬季五輪組織委員会の法律顧問などを担当し、スポーツ・エンターテイメント分野においても活躍しています。"

経歴

2015-2016 McDermott、Will & Emery, Washington D.C. (Visiting attorney)
2009-2018 特許法人太平洋代表弁理士
2002-2007 太平洋外国法事務弁護士事務所所長, 東京
1998-2000 太平洋特許法律事務所所長
1997-1998 森綜合法律事務所, 東京
1997-1998 松尾綜合法律事務所, 東京
1997-1998 大江橋法律事務所, 大阪
1991-現在 法務法人(有限)太平洋
1988-1991 空軍法務官
その他経歴
2020-現在 大韓弁護士協会知的財産研修院長
2016-現在 特許法院 民事調停委員
2016-2018 韓国エンターテインメント法学会会長
2014-現在 韓国知的財産権弁護士協会副会長
2013-現在 特許法院 司法行政諮問委員
2010-2019 インターネット住所紛争調整委員会委員
2009-2017 韓国知識財産学会副会長
2009-2012 韓国著作権委員会委員
2008-現在 大韓商事仲裁院仲裁人
2005-2019 日本発明協会模倣被害アドバイザー
2005-2007 第二東京弁護士会国際委員会副委員長
2005-2007 日本弁護士連合会国際交流委員会幹事
2002-2007 日本弁護士連合会外国法事務弁護士登録
2001-2003 韓国特許庁商標政策諮問委員
1999-2004 韓国女子プロゴルフ協会理事

主な案件実績

CJジャパンと味の素間の日本特許侵害訴訟及び特許無効審決取消訴訟(東京知財及び知財高裁)
セトリオンとジェネンテックとの日本特許侵害/無効審決取消訴訟(東京地裁び地裁高裁)
暁星TNSとDieboldとの米国特許侵害訴訟(ITC及び連邦地法、CAFC)
ハンファQセルズジャパンと京セラとの日本特許侵害訴訟(東京地裁)
NikonとASMLとの半導体露光装置をめぐる特許侵害訴訟(ソウル中央地法)
CJジャパンと味の素間の日本特許侵害訴訟及び特許無効審決取消訴訟(東京知財及び知財高裁)
セトリオンとジェネンテックとの日本特許侵害/無効審決取消訴訟(東京地裁び地裁高裁)
暁星TNSとDieboldとの米国特許侵害訴訟(ITC及び連邦地法、CAFC)
ハンファQセルズジャパンと京セラとの日本特許侵害訴訟(東京地裁)
NikonとASMLとの半導体露光装置をめぐる特許侵害訴訟(ソウル中央地法)
ピジョンのダブルハート商標の保護
オリムパスコリアの前代表理事による不正の確認及び解任などコンプライアンス業務とそれに付随する民事・刑事訴訟
ソネットエンタテインメントによる韓国エンターテインメント会社への投資に関するアドバイス
浜松ホトニクスの韓国での特許侵害訴訟
イルジンマテリアルズと古河電気工業との日本特許侵害/無効審決取消訴訟(東京地裁び地裁高裁)
ベネッセホールディングスによるベネッセコリアの持分譲渡に関するアドバイス
ギャラクシー・コミュニケーションズにおける特許の有効性評価及び侵害の有無の判断に関するアドバイス
ハンファエナジーによる日本太陽光発電への投資に関するアドバイス
伸和コントロールズの販売店契約違反をめぐる紛争への対応
伊藤忠商事の回生債権の申告及び相殺に関するアドバイス
三谷セキサンによる東洋パイルの株式買収取引に関するアドバイス
韓国デルファイによる米国特許紛争への対応
マルワの特許侵害訴訟に関するアドバイス
ネオウィズ・ゲームズによる日本会社サイバードホールディングスの買収に関するアドバイス
Route JDと日立マクセルとの日本東京税関における特許侵害物品輸入禁止申請手続及び日韓両国での特許無効審判手続
住友電気工業の冷陰極蛍光ランプに使われる電極材料に関する特許訴訟
富士フイルムの韓国特許紛争への対応

学歴

1998 日本東京大学大学院法学政治学研究科(修士)
1988 第17期司法研修院
1986 ソウル大学校法学科
1985 第27回司法試験合格

主な活動

著述
アジア帝国の知的財産制度(共著、青林書院、2010)
知財ライセンス契約の法律相談(共著、青林書院、2006)
ライセンス契約と双方未履行の双務契約(1998)
活動
特許庁国際特許研修部講師(2000-2002)
受賞
Who’s Who Legal: Leading Practitioner - Intellectual Property (2017-2020)
Chambers Asia-Pacific - Leading Individual (2016-2020)
Benchmark Litigation Asia-Pacific - Leading Individual (2019)
Chambers Global - Leading Individual (2017-2019)
Asialaw Leading Lawyers (2017-2018)
The Legal 500 - Leading Individual (2018, 2016)
Managing IP, IP Stars - Patent, Trademark (2017)
Who's Who Legal - Patent, Entertainment/Sports (2013-2016)
知的財産権特許分野ベスト弁護士選定(朝鮮日報、2014)

資格

1998 弁理士(大韓民国)
1988 大韓民国

メディア

メディア